製造業現場でのお悩みを解決すべく『溶接塾』がスタートしました。
―既存事業の事業形態を教えてください。
半導体設備部品、超高真空部品、耐圧部品、熱電対シース等の溶接、精密加工が主で、特に溶接外観、ステンレスパイプ等の裏波溶接、溶接ビードの美しさには絶対の自信があります。自社開発の自動TIG溶接機で2000箇所/日の量産に対応しています。その特長として自動機で溶接しているので、外観、溶け込み(裏波)、気密性等の再現も容易です。
溶接資格はTIG溶接は全姿勢(TN-F,V,H,O,P)の資格を持ち、コストダウン出来る溶接設計のご提案、豊富なアイデアで提案型の製造業を目指しています。
―『溶接塾』を考えられたキッカケは何ですか?
製造現場でのスタッフ育成について多くのお悩みを聞いていて、自分たちで何とかできないか。と考えたのが始まりです。
例えば、
・スタッフの高齢化による若手育成
・スタッフの技術を向上させたい
・外注していた作業を内製化したい
・もっと生産性をアップしたい
・もっと売上や利益を上げたい etc...
私たちならこのようなお悩みを解決できる!と思いました。
―実際にスクール化してどうでしたか?
お客さまからはすこぶる評判が良いです。
喜びの声をいただく度に「やってよかったな。」と思います。
―具体的にはどのようなお声をいただくのですか?
例えば、尼崎のN社様は、自社でできる範囲が決まっていたので、来社型で実務に沿った技術指導で対応しました。
結果、不良品が激減したと喜んでいただきました。あと、トラブルが発生したタイミングで直接ご相談いただけるよう連携もとっているので、このバックアップ体制を非常にありがたがっていただいています。新規で溶接の仕事も獲れるようになったそうです。
―スクール化化にあたっての人材やその他の費用面はどうでしたか?
新たな人材の雇用はしていません。
私が中心で動いていますので、新たなコストや追加コストの発生はありません。
費用もスクールビジネスデザインさんへの構築費用と集客費用と集客用の販促費用は掛かりましたが、大きな出費ではありませんでした。
店舗を出店するのとは違いますので、物件取得や保証金、什器など一切必要ありませんでした。
―なぜ、スクールビジネスデザインさんに依頼されたのですか?
一番は、経験が豊富なことです。
今までのスクール化の事例を説明いただき納得しました。
次に、私たちと一緒に、同じ目線で考えてくれることです。
社の一員として取り組んでくれるのと、スケジュールをもとに進めていくので、目標に向けて進んでいくことができました。
その分いろいろと忙しく動かないとダメでしたが(笑)
―スクール化についての今後の目標を聞かせてください。
このビジネスで同業者支援ができると思っています。
同業者支援で業界の底上げをしたいと本気で考えています。
『溶接塾』が軌道に乗るタイミングで、『機械加工塾』もスタートしたいと考え中です。
★☆★ この事業のポイントを整理します ★☆★
①『皆さんが困っている』からこそ、それを解決する策をご提供することが事業になります。
⇒このようなマーケットを私たちは「お困りごとマーケット」と呼んでいます。
困りごとを解決してくれる、解決することで向上することができる
その対価として費用を申し受ける、というスキームです。
②既存の事業にプラスα、スクール化することで今までとは違う売上げが立てられるようになります
⇒スクール事業は人件費および販管費はほぼそのままで、売上が立てられます。
③スクール事業はストック型ビシネスです
⇒期間を決めて教育する場合もありますが、バックアップやアドバイスが可能なパートナーとして、お客さまと一緒に創り上げていくことに対しての対価が継続した売上として見込むことができます。