既存のビジネスを成功するフランチャイズ本部(FC本部)にする10の手順!
フランチャイズ本部を立ち上げる10の手順
FC本部立ち上げとFC展開の成功のポイントを簡単にまとめてみました。
①成功モデルの分析と組み立て
②事業展開目標と事業計画
③商標登録の申請
④業務マニュアルの作成
⑤フランチャイズモデルを作る
⑥加盟店開拓の戦略立案
⑦フランチャイズ加盟の基本契約書作成
➇法定開示書面の作成
⑨フランチャイズ加盟店研修
⑩フランチャイズ加盟店へのスーパーバイジング(SV制度)
順に説明します。
①成功モデルの分析と組み立て
成功への第一歩として大変重要なポイントです。
他社との切り口や差別化など、成功のポイントをまとめて、研究する必要があります。
これが出来ていないと、”加盟店が集まらない”つまり、FCビシネスが成り立たなくなってしまいます。
②事業展開目標と事業計画
具体的な目標設定やスケジューリングは成果を出すためまた、自社が発展するための第一歩と言えます。目標や指針を掲げ計画に基づいて事業を推し進めることで事業成長がスピードアップします。
③商標登録の申請
フランチャイズ加盟店で同じ看板を使ってもらうため必要な作業になります。
登録申請には少なくとも6か月以上要しますので、早めに準備することをおすすめします。
④業務マニュアルの作成
FC事業展開には研修制度が必要になります。自社の業務マニュアルをもとに、加盟店サービスの標準化をはかるためにも、細かく分かりやすいマニュアルが望ましいです。
⑤フランチャイズモデルを作る
フランチャイズ本部とフランチャイズ加盟店の役割分担を明確にします。
あと、加盟金・研修費・保証金・ロイヤリティー・契約期間などについての詳細を取り決めます。
⑥加盟店開拓の戦略立案
フランチャイズ加盟店の募集当たり、どのようなマーケットに、どのような媒体で募集するかを決めます。また、事業説明の内容や場所例えば、本部や既存店見学会を実施するなど、加盟検討いただきやすい企画や戦略を立てる必要があります。
⑦フランチャイズ加盟の基本契約書作成
フランチャイズ加盟の基本契約書は、弁護士のリーガルチェックを行うことをおすすめします。
➇法定開示書面の作成
中小小売商業振興法というものがあり、特定連鎖化事業(小売・飲食のフランチャイズ・ チェーン)について、チェーン本部の事業概要及び契約の主な内容などについての情報を事前に書面で開示し説明することを義務付けられています。こちらも専門家に確認いただくことをおすすめします。
⑨フランチャイズ加盟店研修
教育研修が加盟店の運営品質を大きく左右します。フランチャイズチェーンの競争力を
つけるためにも、しっかりとした内容と必要な時間を掛けた教育研修が必要です。
⑩フランチャイズ加盟店へのスーパーバイジング(SV制度)
フランチャイズ加盟店のフォローや指導体制を整えるために、本部から本部の方針、指導、マニュアルに従って運営しているかを定期的にチェックする体制の構築をお勧めします。
いかがでしたでしょうか?
流れとしては特段難しいことはありません。
FC事業モデルの内容や組立て方、集客等の戦略が胆になります。
「うちの事業をFC化したい!」
「このサービスはFC化できるのかな⁈」など、少しでも気になることがありましたらお気軽にご相談ください。お話をお聞きし、アドバイスさせていただきます。